東洋医学の学び方

ホーム > 東洋医学の学び方

東洋医学の学び方


はじめに

東洋医学は「気の医学」。では、その「気」を知り、感じるには、どうすればよいか。
例えば手をすり合わせて気の玉を作ってみたり。気功と称する体操をしてみたところで熱感を感じるだけで「気」を感じたことにはなりません。まずは、そのことを知っていただきたい。これら内気功は「気」を感じるための1つの訓練であって「気」を知るための枝葉末節…。

気を知るための第一は、東洋思想を知らなければならないのです。東洋思想と言っても儒教的な「論語」、道教的な「老子、荘子」がありますが東洋医学は老荘思想の「無為自然」。この考えを知ることがとても大切です。

第二は、陰陽思想の元となっている「易経」。陰陽に分けられる6本の爻。この三陰三陽の表裏相合関係の盛衰が現される様を知ることです。

これら「三玄の書」を最低2~3回は読んで東洋思想を学んで頂きたい。東洋医学を学ぶのはそれからです。東洋思想を知らずに天地人三才、大宇宙や小宇宙の概念は理解できるはずがないのです。まずは、東洋医学を学ぶ前の予備知識として東洋思想を学ぶ。それが東洋医学を理解するための第一歩です。

目次
下記の書籍は、できるだけ公開していきたいと思いますが、ボチボチとなります。あしからずご了承ください。

一、東洋思想(三玄の書)
老子
易経

二、黄帝内経
素問
霊枢

三、鍼灸書籍
難経
・鍼灸甲乙経
・鍼灸大全
・鍼灸聚会
鍼灸重宝記
・諸病源候論

四、漢方書籍
・傷寒論
・神衣本草経
・金匱要略

五、四診
・脈法手引き
・脈経
・南北相法

六、経絡、経穴
経絡流注、経穴

七、その他
・解剖学
  人体解剖学
・生理学
  痛みと鎮痛の基礎知識
・トリガーポイント
  トリガーポイントガイド
・手の作り方
・自己鍛錬法
  気功(小周天、貫気功)

最後に、常日頃から四季を感じられるようにハイキングや山登りへ出かけたり、感性を高めるために本物の絵画や各国の民族音楽など聴いたりして五感を養うような訓練を心がけ下さい。そのような日ごろの努力が「気」を身近に感じられることとなります。簡単ではないですが、あなたの魂の宝物となります。

have fun



main

この改行大事→
main_box