眠りの質向上が骨粗鬆症の予防に?!
眠りの質向上が骨粗鬆症の予防に?
不眠症や時差ぼけに効くとされるメラトニンの意外な効能に着目した新研究
メラトニンといえば、不眠症の解消に役立つとされ、サプリメントの売り上げも伸びる一方のようです。今後は、シニア層の間でも人気に火が付くかもしれません。
じつは、先日発表された研究で、骨粗鬆症の防止や治療にも効く可能性があるのではと言われています。
カナダのマギル大学などが行った研究によれば、年老いたラットにメラトニンを与えたところ、骨の強度と柔軟性が向上したと報告されています。
そもそもメラトニンは脳の松果体で作られるホルモンで、睡眠と覚醒のリズムをコントロールします。よく眠れない人や、時差ぼけなどで睡眠サイクルが乱れた人は、サプリメントでメラトニンを補充することで改善する可能性があると言われます。
メラトニンの分泌量は夜は高く、日中は低くなるものですが、加齢によっても減少する傾向があり、年を取るにつれて睡眠時間が短くなり、睡眠の質が劣化しがちなのもそのせいなのです。
眠りの質が落ちると破骨細胞が活発化?
これが実は、骨にも思いがけない影響を及ぼします。睡眠は骨の新陳代謝に深く関わっているためです。骨は、古くなった骨を壊す破骨細胞と、骨を作る骨芽細胞の働きによって、日々少しずつ生まれ変わります。健康な大人の場合、2つの細胞がバランスよく働き、骨は強く保たれます。
しかし「眠りの質が落ちると破骨細胞が活発になる」と、今回の研究チームを率いたマギル大学のフェイレ・タミミ教授は言います。その結果、新陳代謝のバランスが崩れ、骨粗鬆症を招く可能性があると!
逆に考えれば、メラトニンを用いて睡眠のサイクルと質を向上させることで、破骨細胞の働きが抑えられ、骨粗鬆症の予防につながるのではないかと、タミミ教授らはそんな仮説を基に実験を行いました。
月齢22カ月のラット(人間のおよそ60歳に相当)20匹に、薄めたメラトニンを10週間投与。その後、何も与えなかったグループのラットと大腿骨を比べたところ、メラトニンを与えたグループのほうが骨量と骨密度が多かったということ。
人を対象にした研究も行われていますが、まだ小規模なものばかり。効果が立証されるとしても時間がかかりそうです。
東洋医学では、快眠、快食、快便を健康のバロメータにしています。つまり、よい睡眠が体の回復力、体の強化を促すと考えています。
クスリを服用しても、サプリメントを飲んでもよい睡眠がえられない、骨粗鬆症がすすむ方は、一度鍼灸マッサージを試してみてはいかがでしょう!
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