- 2019/01/05
- 経絡経穴
太陽小腸経
【手の太陽小腸経の流注】
手の太陽の脈は、小指の端(少沢)に起り、手の外側(前谷・後谿)を循って、腕(腕骨・陽谷)に上って踝中(養老)に出る。直ちに上って臂骨の下廉(支正)を循り、肘の内側両筋の間(小海)に出て、上って臑外の後廉を循り(大腸経と三焦経に繋がる)、肩解(肩貞・臑兪)に出て、肩胛(天宗・秉風・曲垣)を巡り、肩上(肩外兪・肩中兪・大椎)に交わる。缺盆に入り、心(膻中)を絡い、咽(食道の事)を循り膈を下り、胃(上脘、中脘)に至り、小腸(下脘)に属す。
その支は、缺盆より頸(天窓・天容)を循り、頬(顴髎)に上り、目の鋭眥(えいし)(瞳子髎)に至り、却いて耳中(聴宮)に入る。
その支は、頬(顴髎)に別れて、䪼(せつ、目の下)に上り、鼻に至り、目の内眥(睛明)に至る。
少沢、前谷、後谿、腕骨、陽谷、養老、支正、小海、肩貞、臑兪、天宗、秉風、曲垣、肩外兪、肩中兪、天窓、天容、顴髎、聴宮